【エクセル関数】複数セルの文字列を改行して結合
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複数のセルの内容を一つのセルに改行付きで連結することができます
CONCAT関数を使う方法、TEXTJOIN関数を使う方法、&演算子を使う方法を解説します
- CONCAT関数
- 利点: 2016以降のExcelで使用可能
- 使い方: 簡単な連結操作が必要な場合に適しています。特に、Excel 2016以前のバージョンを使用している場合に便利
- TEXTJOIN関数
- 利点: 空のセルを無視するオプションがあり、複数のセルを簡潔に連結できる
- 使い方: Excel 2016以降を使用しており、多くのセルを一度に連結したい場合や、空のセルを無視したい場合に最適
-
&
演算子- 利点: 簡単に使える記号で、柔軟に文字列を連結できる
- 使い方: シンプルで直感的な連結が必要な場合に便利です。短い式で複数の文字列を組み合わせるときに役立ちます
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CONCAT関数で改行して結合
使用例:
A1、B1、C1の文字列を改行
を挟んで結合する
=CONCATENATE(A1, CHAR(10), B1, CHAR(10), C1)
実行結果:
TEXTJOIN関数で改行して結合
使用例:
A1、B1、C1の文字列を改行
を挟んで結合する
=TEXTJOIN(CHAR(10), TRUE, A1:C1)
実行結果:
&
演算子で改行して結合
使用例:
A1、B1、C1の文字列を改行
を挟んで結合する
=A1 & CHAR(10) & B1 & CHAR(10) & C1
実行結果:
CHAR(10)
を使う際の注意点
Point
CHAR(10)
は改行文字ですが、機能するためにはセルが「折り返して全体を表示する」設定になっている必要があります