【エクセル関数】日付ごとのデータを並べて羅列する
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日付ごとのデータをまとめるテクニックは データ管理や分析に役立ちます
下図のような「左の表」から「右の表」へ 変換する方法を紹介します
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日付ごとの品種データを羅列
左の表(元データ)の構成は以下です
- 列B: 日付
- 列C: 品種
これらのデータを、右の表(整理されたデータ)の形式に変換します
動画の セルF3 に入力した関数は以下です
=IFERROR(TEXTJOIN(" / ", TRUE, FILTER(C:C, B:B=E3)),"")
使用した関数の概要
- TEXTJOIN関数: 指定した区切り文字を使って、複数の文字列を結合します。
- FILTER関数: 指定した条件に一致するデータを抽出します。
- IFERROR関数: 式の結果がエラーの場合に、指定した値を返します。
- FILTER関数:
FILTER(C:C, B:B=E3)
C:C
: 品種のデータが含まれる列。B:B=E3
: 列Bの日付がセルE3の日付と一致する行を抽出する条件。- この関数は、列Bの日付がセルE3の日付と一致する行の列Cの値(品種)を抽出します。
- TEXTJOIN関数:
TEXTJOIN(" / ", TRUE, FILTER(C:C, B:B=E3))
" / "
: 結合に使用する区切り文字。TRUE
: 空白のセルを無視するオプション。FILTER(C:C, B:B=E3)
: 抽出された品種のリスト。- この関数は、抽出された品種を区切り文字「 / 」で結合します。
- IFERROR関数:
IFERROR(TEXTJOIN(" / ", TRUE, FILTER(C:C, B:B=E3)),"")
TEXTJOIN(" / ", TRUE, FILTER(C:C, B:B=E3))
: 結合された品種リスト。""
: エラーが発生した場合に返す値(空白)。- この関数は、
TEXTJOIN
とFILTER
の結果がエラーの場合に空白を返します。
重複しない日付を抽出してデータを羅列する
前の解説では 日付を手入力(オートフィル)しました
以下は UNIQUE関数 を使う事で、重複しない日付を 自動抽出しています
イメージ動画(音声はありません)
動画の セルE3 に入力した関数は以下です
=UNIQUE(B3:B11)