7インチノートパソコン(UMPC)【ONE-NETBOOK A1 Pro】実機レビューとオススメポイント

「持ち運びしやすくて、使いやすいノートPCを探している」
「デスクトップPCとノートPC、またはタブレットとノートPC、どれを選ぶべきか決断できない…」
「UMPC(ウルトラモバイルPC)ってどうなの?」
こんな悩みや疑問を抱えている方は少なくないはず。
そんな方々の悩みを解消します。6台のパソコン、2台のタブレット(iPad、iPad mini)を使う私がたどり着いた、最高のパソコン環境を紹介します。
結論、ONE-NETBOOK社の「A1 Pro」が最高でした。
iPadmini と同等の携帯性ながら、メインで使える高いスペックで、作業効率が落ちない配列の日本語キーボードを持ち合わせた、自分至上最高のパソコンです。
実機レビュー、オススメポイント、気になるポイント、他のパソコンやタブレットとの比較、実際の作業環境 を紹介します。
※ これから紹介するパソコンは、エクセル・ワードなどのOfficeソフトでの事務作業や、プログラミング、軽い動画編集(カット編集やテロップ入れ)、ライトなPCゲームができるスペックのパソコンです。
ゴリゴリに4K動画を編集したい!ヘビーな3Dゲームをやりたい!という人にはオススメできません。ご注意ください。
私の相棒たちです(写真左下が紹介するPCです)

これから紹介するパソコン「ONE-NETBOOK A1 Pro」です。

こちらは 紹介するパソコン「ONE-NETBOOK A1 Pro」のゲーミングモデル「ONE-NETBOOK One-Gx」です。光ったり外観は違いますがスペックは同等です
A1 Proの仕様とスペック
製品名:ONE-NETBOOK A1 Pro
One-Netbook A1 Pro

主要スペック一覧
2つのモデルが存在します。Core i5 モデル と Core i7 モデルです。
記事で紹介するのは「Core i5 モデル」です。
引用元:One-Netbook日本公式サイトより(https://www.one-netbook.jp/landing/a1-pro/)
項目 | Core i5 モデル (記事で紹介しているモデル) | Core i7 モデル |
---|---|---|
プロセッサー | 11世代 インテル Core i5-1130G7 | 11世代 インテル Core i7-1160G7 |
定価 | \ 144,100 | \ 162,800 |
グラフィックス | インテル Iris Xe Graphics(96EU) ※CPU内蔵グラフィックス | |
メモリ | 16 GB ※増設不可 | |
ストレージ | 512GB ※増設不可 | |
OS | Windows 11 Home (64bit) | |
指紋認証 | 標準指紋ロック解除(電源オンキー内蔵) | |
ディスプレイ | 7インチIPSディスプレイ / 1920×1200 | |
キーボード | 日本語キーボード / バックライト対応 / 光学式ポインティングデバイス | |
インターフェース | USB-C 4.0 ×1 USB 3.0 ×2 Micro HDMI ×1 Micro SD(TF)スロット ×1 音声出力とマイクインの3.5mmコンボジャック ×1 RS-232 シリアルポート ×1 RJ45 ギガビットイーサネットポート ×1 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | |
バッテリー容量 | 6,000mAh 3.7V | |
本体寸法 | 約 173mm × 136mm × 19mm | |
本体重量 | 約 550g |
インテルCPUに内蔵されたグラフィック機能で、ライトなゲームや動画再生に対応できます。96個の実行ユニット(仕事をする小さな工場)があり、専用グラフィックカードより低いが基本的な用途には十分な性能を提供します。他の高性能なグラフィックカードと比較すると低いスコアを示していますが、コストパフォーマンスに優れています。
コンピュータの中心部であるCPUに内蔵された、基本的な画像や動画を表示する機能です。専用のグラフィックカードなしでも、簡単な映像処理などができます。
A1 Pro の「外観」と「ビルド品質」
外観写真:「全体ビュー」と「ポート」



サイズ比較:他のノートPCとの比較
他のPCと比べると こんな感じです。
奥にある「ガレリア」は デスクトップPCです。

サイズ比較:タブレットとの比較
iPadとの比較です
高さ、幅 どちらも「iPad mini」より 小さい です
厚さは「A1Pro」のほうが 大きい です
携帯性 は「iPad mini」と同等 と考えて良いです
重さの数値を見て「550g」が重そうと感じるかもしれませんが、iPad mini もケースを付けると「400g」を超える場合が多いので、体感的には 大して変わない印象です

A1Proとタブレット(iPad)のサイズ比較表
項目 | iPad mini | A1 Pro | iPad(2世代) |
---|---|---|---|
高さ | 195 mm | 173 mm | 241 mm |
幅 | 135 mm | 136 mm | 185 mm |
厚さ | 6.3 mm | 19 mm | 8.8 mm |
重さ | 293 g | 550 g | 601 g |
ディスプレイ
画面が小さいPCは、画面の見え方や、操作性が 気になるところですよね
画面サイズと解像度
7インチIPSディスプレイ、解像度:1920×1200 で、普通です。
画面の明るさも十分で、見えにくいと思ったことはありません。
画面が小さいので、自分に合った 拡大倍率 に設定する必要があります。
拡大倍率は 150% で使っています。



タッチ操作感
iPhone や iPad と比較しても変わりなく、直感的にヌルヌル動きます。
タッチ操作感は良いです。
キーボード
きれいな配列の日本語キーボード
キー配置が汎用キーボードとほとんど一緒です。
小型パソコンはキー配列が いびつな配置になりがちで、普段通りのタイピングが出来ない物が多いのが現実ですが、このパソコンは違います。
普段通りのタイピングが出来るので、作業効率が落ちません。
ファンクションキーが独立 しているので、文字の変換もスムーズに行えます。

キーボードバックライト
夜の車内で作業 する時や、寝床で作業 したい時、キーボードバックライトは必須です

オススメポイント
メインで使えるスペックと拡張性
メイン機としても使える十分なスペックと拡張性を持ち合わせているので、1台で事足ります。
「外部モニター」と「マウス + キーボード」を用意することで、デスクトップパソコン同様な作業環境が完成します。
家でも外でも一台で完結 できます。
タブレットサイズなのに超パワフル
iPadmini と同等の携帯性 でありながら圧倒的なスペックを持っています。コンテンツの消費をするだけで終わらず、生産的なタスクもこなすことができます。
タブレットOS(Android や iPadOS)と パソコンOS(Windows)とでは、生産性に圧倒的な差があります。同じモバイル性能を持っているのであれば、パソコンOSを選ぶのが 最善の選択だと思います。
作業効率の落ちないキーボード
類似機種には「英語キーボード」のタイプが多いのが現実です。「A1Pro」は慣れ親しんだ 日本語キーボード で 、普段と同じように入力できます。
小型化すればするほど、いびつな配列になりがちですが、「A1Pro」は 汎用のキーボードとほとんど配列が一緒で、ファンクションキーも独立 しています。記号の場所が若干違う場所がありますが、入力効率はほとんど落ちません。
作業効率が落ちるパソコンを、持ち運びたい とは思いませんよね?
地味な事ですが、大きなオススメポイントです。
気になること
スピーカーの音が小さい
アマプラで映画を見てて感じたことです。音量MAXでも音が小さくて聞こえづらい時がありました。
1人静かな場所で使う際には問題ないですが、ガヤガヤした場所では聞こえない事があります。
場合によっては「イヤホン」が必要 です。
ポインティングデバイスは慣れが必要
残念ですが、使いやすいとは言えません。
タッチディスプレイを活用することで この弱点は補えますが、タッチディスプレイに不慣れな方には使いにくいです。
「マウス」必須 です。

バッテリー持ちは平均4時間
外出中は スマホでデザリングしながら使う事がほとんどです。
OneDriveと同期し エクセルで簡単な事務作業を行ったり、ブラウザを使ってブログ記事を書いたり、ネットサーフィンしたりする事が多いです。
体感的には バッテリー持ちは 平均 4時間 だと感じています。
当然、動画視聴をした場合はバッテリーの減りは早いです。
外出先で連続して何時間も作業し続けることは無いので、十分だと感じていますが、人によっては短いかもしれません。そんな人には、モバイルバッテリー を持参してください。
作業環境の紹介
自宅の場合
自宅では USB-C ハブ を接続。
USB-C ハブ から「充電器」「キーボード・マウス」「外部ディスプレイ」の3つに接続します。
USB-C ハブのケーブルを 1本繋ぐだけ で環境が整います。


使っている充電器は「アンカー」製品 で、モバイルバッテリーにもなる充電器 です。外出時にはこれも一緒にもち歩いて、PCやスマホの充電をしています。オススメの充電器です。
充電器 兼 モバイルバッテリー:Anker 733 Power Bank


※ 本体には「ACアダプター、USB-Cケーブル」が付属しています
外出する場合
「PC本体」「マウス」「充電器」「ケーブル」を カバンに入れて 持ち運びます。



旅行や実家に行くときは「microHDMI – HDMI」ケーブルも持参します。
行った先の「テレビ」を 外部ディスプレイ として使います。

以上が、自宅 及び 外出時 の作業環境の紹介でした。
紹介した製品の一覧
紹介した製品の一覧です
最高のノートPC A1 Pro

下記製品は 紹介したパソコン「ONE-NETBOOK A1 Pro」のゲーミングモデルである「ONE-NETBOOK One-Gx」です。光ってカッコいいです!外観は違いますがスペックは同等です。

ワイヤレスマウス M220CG
ワイヤレス マウス&キーボード MK270G

モバイルバッテリー 733 Power Bank
USB-C & USB-C ケーブル (140W 1.8m)

USB-C ハブ PD対応【充電&データ転送Type-C/USB3.0/HDMI】
27型ワイドモニタ DIOS-LDH271DB-B

HDMI – MicroHDMIケーブル

ボティバッグ

ノートパソコン スタンド

ONE-NETBOOK A1 Proは、コンパクトながらもパワフルなパソコンであり、日常のタスクをスムーズにこなすことができます。
使い心地とパフォーマンスのバランスが取れており、移動中でも快適に作業を続けることができる優れた選択肢だと思います。