【エクセルVBA】データ型の変換まとめ

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

エクセルVBAにて データ型を変換する テクニックを解説します

クリックしてジャンプ

整数型に変換

CInt関数は

数値を整数に丸めて変換します

小数点以下は四捨五入されます

数値の加工やパラメータの型指定に使用されます

Dim number As Integer
number = CInt(10.75)
MsgBox "整数に変換された値: " & number

倍精度浮動小数点数に変換

CDbl関数は

文字列や数値を倍精度浮動小数点数に変換します

計算精度を必要とする場合に便利です

Dim doubleNumber As Double
doubleNumber = CDbl("123.456")
MsgBox "倍精度浮動小数点数に変換された値: " & doubleNumber

文字列に変換

CStr関数は

数値や日付を文字列に変換します

数値や日付をテキストとして扱う場合に使用されます

Dim text As String
text = CStr(100)
MsgBox "文字列に変換された値: '" & text & "'"

日付に変換

CDate関数は

文字列を日付型に変換します

日付としての妥当性が必要な場合に役立ちます

Dim dateValue As Date
dateValue = CDate("January 1, 2024")
MsgBox "日付に変換された値: " & dateValue

長整数型に変換

CLng関数は

数値を長整数に変換します

より大きな整数値を扱う必要がある場合に使用されます

Dim longNumber As Long
longNumber = CLng(123456789)
MsgBox "長整数に変換された値: " & longNumber

単精度浮動小数点数に変換

CSng関数は

数値を単精度浮動小数点数に変換します

メモリ使用量を節約するための計算に適しています

Dim singleNumber As Single
singleNumber = CSng(123.456)
MsgBox "単精度浮動小数点数に変換された値: " & singleNumber

式を論理値に変換

CBool関数は

数値をTrueまたはFalseの論理値に変換します

条件式の結果を扱う際に用いられます

Dim logicValue As Boolean
logicValue = CBool(1)
MsgBox "論理値に変換された値: " & logicValue

バリアント型に変換

CVar関数は

任意のデータ型をバリアント型に変換します

バリアント型はあらゆる種類のデータを格納できる柔軟性を持ちます

Dim variantValue As Variant
variantValue = CVar("任意の値")
MsgBox "バリアント型に変換された値: " & variantValue

バイト型に変換

CByte関数は

数値をバイト型に変換します

0から255までの範囲の整数値を扱う際に使用されます

Dim byteValue As Byte
byteValue = CByte(255)
MsgBox "バイト型に変換された値: " & byteValue

通貨型に変換

CCur関数は

数値を通貨型に変換します

金融データの処理において、高い精度を要求される場合に有効です

Dim currencyValue As Currency
currencyValue = CCur(123.456)
MsgBox "通貨型に変換された値: " & currencyValue

スポンサーリンク

クリックしてジャンプ